プレミアリーグの英語表現

イングランド・プレミアリーグの試合を分析しつつ、実況の英語表現について学びます(著者も勉強中!)

第11節:アストン・ヴィラ 1 - 2 リヴァプール【土壇場で大逆転】

マネが1G1A

最終盤の後半42分、49分と立て続けにゴールを奪って逆転だなんて…。ゴールシーンも試合の意義も異なるけれど、これを想起せざるを得ない。 

 

 

ハイライトだけだとなぜこうなったのか推測するに足りないので、フルタイム版で最終盤だけ見てみました。

 

●同点弾の直前、ヴィラはモラエスに代えてコジアを投入。顔に透明プラスチックのフェイスガードを付けているコジア。怪我明けだし、時間稼ぎの交代という印象が両チームの心理に多少とも影響したのか、どうか。

 

●同点弾のシーン、右サイドに張ったマネにもう一人付いて片方が追い回せば、あんなに余裕のルックアップ&絶妙センタリングはできなかっただろうに。まさか左サイドバックがあそこまで侵入しないと油断していたエル・ガジの失態。とはいえ、その前からDF陣全体の足が止まっていた。

 

1-1になっちゃった時点でヴィラが鹿島れば、たぶん勝ち点1はゲットしていた。下手にボールを奪われ、スローインを相手に渡し…とやっている間にゴール前FKを与え、そこから最後のCKに繋がった。

 

●それにしてもマネってあの側頭部ヘッドなんなんですかね。横に目がついてて絶妙コースに流し込んだ感じしかしない。競り合いながら首がバチンと横にしなってるし…。

 

 

 

ミニ実況分析

後半、リバポのチャンスシーンで:

Robertson, tees up so many goals for Liverpool.

 

tee はご存知の通りゴルフ用語。各ホールの第 1 打を打つ場所ですな。センタリングを用意する、上げる直前のことをこう表現したようです。

 

そして同点弾のところが面白い!

That's Mane, round the back... Robertson!
It's always Liverpool, it's always late.
Never write them off !

 

「リバプールはいつも遅い=最後には勝つ」、と言いたいのでしょう。

そして最後のwrite off がまたミソです。

 

ejje.weblio.jp

(5) 〔+目+as補〕〈…を〉〈…と〉みなす, 決めつける.
write off a person as a fool 人をばかだとみなす.
(6) 〈…を〉だめだとみなす, 見限る.

 

つまり、「リバプールを(もう負けたと)見限るな、決めつけるな!」と言っています。

いや~、実況さんが吠えるのも分かるわ。強すぎる。

特にこの試合もマネが抜きんでていましたね。最後に

 

It's Sadio Mane, (...) who comes up trumps !

 

と言っていますが、 これは成句で「(トランプで最後に当たりを引くように)思いがけない幸運を得る」という意味だそうです。ejje.weblio.jp